新造人間キャシャーン 第13話。
キャシャーンの中でも、特に好きな話だ。
だが、内容はとても悲しい話しである。
廃墟の町に、
傷ついた人が一人。
助け起こすキャシャーン。
しかしそれは、人間ではなくアンドロイドだった。
アンドロ軍団のロボット、アンドロイド五号。
しかし五号は、本当は心優しいロボットだった。
アンドロ軍団に造られたロボットだが、アンドロ軍団に敵意を持つ…正常なロボットだった。
だが、アンドロ軍団を恐れるあまり…命令のまま、キャシャーンを騙して捕らえてしまう。
五号は…アンドロ軍団と一人戦うキャシャーンの姿を見て、勇気を得る。
そして、一度は捕らえたキャシャーンを逃し、一緒に逃げる。
しかし、戦いのさなか…キャシャーンがロボットである事に気づく。
キャシャーン…キミは…
どうやら分かってしまった様だな…オレもキミと同じロボットだ…。
自分が、ロボットであることを打ち明ける…キャシャーン。
ここが、この話しの凄いとこだ。
ルナ意外にキャシャーンの秘密を知ることになる。
そんなさなか、ルナがアンドロ軍団に捕らえられた。
ルナを囮に、キャシャーンをおびき寄せる、アンドロ軍団。
ルナを助け出し、ホッとしたのもつかの間…
キャシャーンがロボットだという話を一機のロボットに聞かれてしまう。
奪ったMF銃で撃たれるキャシャーン!
しかし、5号が身を盾に…
…。
ジョージの傷口に包帯を巻く…ルナ…。
言葉を交わす二人…。
やがて…。
…。
人間の様な心を持って生まれたロボット…5号。
とっても悲しい話だけど、好きな話だ。
5号(ジョージ)の声は、神谷明さん。