自分の死期を悟った母…
ペリーヌへの最後の言葉。
母とのわかれ。
友とのわかれ…
祖父のいるマロクールへ、一人旅立つ。
祖父の住む町、マロクールに到着。
しかし…
ペリーヌの立場は微妙だった。
祖父の反対を押し切り、結婚した、ペリーヌの父。
父は祖父と、15年近く絶縁状態だった。
孫娘である事を言い出せず、
偽名を使って、祖父の経営する織物工場で働く働く事になる。
おじいさんは、目が不自由らしいです。
きっと、ペリーヌの顔を見たら、息子の面影を感じたに違いない。
見た目は怖いが、優しい心の持ち主の様に思う。
おじいさんは、7,000人の従業員を抱える町の大実業家。
町の多くの人が、おじいさんの工場で働いている。
町に着いて早速友達になった、
ロザリー。