赤い激流…
大沢武と、その妻…弓子さん。
愛する義理の息子を、無実の罪から救う父親を熱演する、宇津井健さん。
その妻を演じた、松尾嘉代さん。
怪しい人物…神山繁さん。
役名、Dr.西条章。
怪し過ぎる!
めちゃくちゃ怪し過ぎる。
田代敏夫の無実を証明する、唯一の承認。
銀座のクラブのママさん。
前田吟の愛人…
そして、その娘は…
いろいろあって、裁判所で、重要な証言をする事になっていたのだが。
交通事故にあい…(真犯人による轢き逃げか?)
死んでしまう。(第19話)
手術を担当したのは、Dr.西条。
この時点で、怪しさ度95%位だった。
しかし、
Dr.西条…
これまた…
いろいろあって、自殺してしまった。(第21話)
なんたる事か…。
話しは少し戻るが、
重要証言をする筈だった、銀座のママさん。
証言を約束しておきながら、金で買収され、一度は雲隠れ。
その際、何と!…宮島家に隠れていた!
金で買収された上、姿をくらました。そして、宮島家に…。
なぜ?…宮島家なのか…。
明確なシーンは無いが、金を用意したのは…
おそらく…
Dr.西条…
或いは、前田吟。
Dr.西条と、宮島家の関係は?
しかしまぁ…
宮島家に、敏夫の無実を証明する証人がいながら、それに気が付かない(或いは知っていたのか?)竹下景子…。
何だかねぇ…。
しれっとしちゃって…まぁ…。
この頃には、すっかり関係が悪化してしまった、大沢武とシンイチさん。
しかも…
竹下景子との婚約も…
宮島家から、一方的に解消。
竹下景子も、同意の上。
(背中は、竹下景子)
僕は…
このドラマの中では、シンイチさんビイキである。
鉄男に食ってかかる、シンイチさん。
このドラマの中では…
1番まともな人間だと思う。
シンイチさん以外の人は…
皆、相当なエゴイストだと思う。
自己中心主義者だ!
エゴイズムの塊だ!
ちょっとした弾みで、シンイチさんが、弓子さんをつき飛ばした。
その時、弓子さんは怪我をしてしまう。
怪我の手術自体は簡単なのだが、弓子さんの血液型が問題であった。
何万人に1人だとかの、珍しい血液型らしく、その血液を保有している病院は、北海道と九州の二箇所なんだって。
で、まぁ…その事で一悶着あったが、手術は無事に済んだ。
手術後…
父大沢武は『もしも弓子にもしもの事があったら私はお前を、一生許さなかっただろう』と、脅す。
何だか、脅しに屈した様な感じで、シンイチさんは、敏夫達の味方になる。
納得の上なのだろうか?
実の父親に脅され仲間になったシンイチさん。
(第23話)
敏夫は、前田吟が犯人だと信じて疑わない。
『お前が犯人だ!』
ナイフで脅す、敏夫(水谷豊)。
これも何だかねぇ…。
前田吟は…動機はあるが、犯人では無さそうだ。(嫌な奴ではあるが)
その妻も、動機はあるが、犯人では無い。
短髪の学長夫人…(これも、いけ好かない)
動機はある。
大学と名誉を重んじる。
その為なら…って感じです。
学長にも動機はあるが…
病身な学長には、田代清司と格闘する体力は無い。
短髪のおばさんには、動機も体力もある。
前田夫人(学長夫妻の次女)には、完璧なアリバイがある。
前田助教授にも、不完全ではあるが、アリバイがある。
シンイチさんは…
そんな人では無い。
敏夫は…
怪しまれて当然だと思うが、
ドラマを見ていれば分かるように、無実だ。ただ、アリバイを証明する事が出来ない。
大沢夫妻は…
一度は逮捕されるが、無罪放免である。
ここ迄来れば、かなり絞られる。
学長夫妻が、1番怪しい。
怪し過ぎる!
しかし、宮島一族は…
犬神家並みに、嫌なファミリーだと思う。
番外編…
昭和52年…
劇中のセブンイレブン。
営業時間は、AM7:00〜PM11:00。
毎朝コンクール…
劇中…
『毎朝コンクールに優勝して、一流ピアニストになる』
が、合言葉の様になっている。
毎朝コンクールまで、あと2週間。
未だ真犯人は、見つからず。
敏夫は、死刑囚。
しかも、第20話で脱獄。
このドラマでは…
毎朝コンクールまでに真犯人を見つけて、コンクールに出場して優勝しないと、一流ピアニストにはなれないらしく…
宇津井健はじめ皆んなが焦っている。
コンクールなんかよりは…
先ずは、無実を証明する事が先決だと思うのだが…。
仮に…
真犯人が見つかったとして、殺人の容疑が晴れたとする…
脱獄の罪は、無かった事になるのかなぁ?
殺人犯人を匿う…
犯人蔵匿及び証拠隠滅罪。
これも、真犯人が見つかると、その罪は無かった事になるのか?
ドラマの中では、そんな風です。
なんか…その辺が気になるのだけれど。