昭和40年生まれの日記

日記というか、いろいろ。

赤い激流…第14話をみた。



赤い激流第14話をみた。


第13話後半で、田代清司のマンションの部屋で、火災発生…。

田代清司の死体が発見される。


丁度その時…

大沢武は、田代清司に呼び出され、田代宅に来ていた。

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田代から…

『俺は、パリに帰る。松尾嘉代と水谷豊を頼む。俺は、嘉代と…豊からも手を引く…お前にくれてやる…』

と言った趣旨の言葉を残す。

豊をコンクールで優勝させ、一流のピアニストにしてくれ…みたいな事も、言っていた様な気がします。

『俺には、パリで可愛い女が待っているからな…』

と、最後まで大沢武の前では、弱いところを見せなかった。


その最中、来客がある。

田代清司は、大沢武を隣室に…。

その際…

『さてと、面白い客が1億円を持って来る事になっている。お前にその1億円をやる。しばらく隣の部屋で待っていろ』

みたいな事を言った。(武が部屋へ入ると鍵をかける…その後レコードを大音量で流す)


部屋で待つ、大沢武。

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部屋には、白い薔薇…


その日の昼。

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敏夫の胸にも、白い薔薇。

"父さんが…母さんや、大沢先生から手を引かないなら、俺は死ぬ!

ナイフで自殺しようとする敏夫を、必死に止める田代清司…

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敏夫!…バカな真似はやめろ!


田代清司が左手に包帯を巻いているのは、その際にナイフで負傷した為である。

そしてその際、白い薔薇に、2人の血痕が…

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話は前後するが、敏夫は、大沢武が訪ねる少し前に、父に呼ばれて来ていた。

(敏夫の胸から、白い薔薇の花を抜き取る田代清司)


父…田代清司から、俺はパリに帰る。お前は、コンクールで優勝しろ…

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と…別れの言葉をもらい、喜んで帰る敏夫。

(田代の心変わりが…何時、何故だったのかは、明確ではない)

その直後の殺人事件だった。


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田代のいる部屋から、何か争う様な物音がする。

しかし、大音量で流れるレコードの為に、はっきりとは聞き取れない。

そして、火災発生。

煙に巻かれ気絶する、大沢武。


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幸いにも、一命を取り留める大沢武。


重要参考人として、警察へ…。

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刑事は、横溝正史金田一シリーズの映画でお馴染みの、加藤さん。



しかし、火災で焼け死んだと思われていた田代清司の身体には、8箇所もの刃物で刺された跡があり、殺人事件として捜査が始まる。

一転して、重要参考人から殺人容疑者になった、大沢武。


その後、あれこれあるが…

なんやかんやで、右手の不自由な大沢武には、犯行は無理と容疑は晴れる。(田代の傷跡から、犯人は右利きと断定)


かと思えば今度は、松尾嘉代さんが逮捕される。

現場にあった、包丁から容疑の目が。

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殺したいほど、憎んでいました。

でも、殺せませんでした。


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ほほぅ…。


その後、アリバイ成立。

あっけなく、釈放。

全く、映画以上にヘッポコ刑事である。


そしてついに!

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コンクールの予選当日。

田代敏夫(水谷豊)…

父親、田代清司 殺害容疑で逮捕される。

敏夫と田代清司が争った際に付着した、白い薔薇の花の血痕が逮捕の決め手。(その後の調べでは、当日敏夫の着ていた衣類にも同様の血痕があった)


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…。


この辺りからの見所は、大沢家の長男、大沢信一である。


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義理の母、松尾嘉代さんの為に、優秀な弁護士を紹介。


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コンクールの直前、

『敏夫が逃亡する心配はありません。逮捕執行は、演奏が終わるまで待って下さい』

現職の検事のあなたが、そうまで言うのなら…と、敏夫の演奏が終わるまで待つ加藤さん。



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『嵐の前の静けさのような気がしてならない…』

父、そして義理の母の釈放にも、何故か不安が消えない信一さん。

敏夫の逮捕前から、敏夫に警察の目が向いているのを薄々感じていた信一さんであった。


今後は、信一さんに目を向けながらみて行く。


それにしても…

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強烈な個性の出演者の中、

ヒロイン(?)である竹下景子には、物足りなさを感じてしまう。

愛する人を守ると言う、必死さが感じられない。

いまいち、サラッとしている。


僕としては、檀ふみ さんに演じてほしかったかなぁ…と思うのだが。


或いは…

年代的に無理なのは分かるが、賀来千香子さん 。



追記…

加藤さん…2人も誤認逮捕しておきながら、何だかねぇ…。

普通、もう少し慎重になると思うけどねェ〜。

それに、白い薔薇の花の血痕が、逮捕の決め手になったのが…ちょっと不思議だ。

田代清司と、敏夫の血が付いていたのは、敏夫の証言と辻褄が合う。

殺人の証拠になるとは思えない。


警察は、敏夫にはアリバイが無いと言う。

では、殺人の決定的な証拠も無いのでは無いのだろうかと思うのだが。


警察の捜査って、こんなにいい加減なのだろうか?

これでは、うっかりご厄介になれませんな…。


なんか変…。