東横線…
竹脇一家の家は、妙蓮寺。
(岸恵子 さんも、妙蓮寺だったと思う)
横浜経由…
横須賀線を使って、新橋まで勤めに出る。
昭和43年の横浜駅。
駅前ロータリーなどは無い、無法地帯である。
横浜だけに…
時々、崎陽軒のシウマイを買って帰る。(分かりにくいが赤い包みがそれ)
うちも、父親がよく買って来た。
シウマイが、ズラーッと入っているやつをね。
竹脇家…
母親は、若い頃に亡くなったようだ。
男3人家族。
小巻さん一家…
こちらは、父親が蒸発した様な話がちらほら。
女3人家族。
気晴らしに散歩に出る、小巻姉妹。
家は、桜木町辺りみたいだ。
小巻家には、電話がある。
浪人中の雅美さんは、予備校に行こうかなぁと…姉、小巻さんに、出先から相談するも『そんな話は、帰ったら聞くわ』と、邪険にされる。
(赤電話…いつ頃まであったのか覚えていない)
時を同じくして…
あおいさんは、予備校の申し込みに来ていた。
なんと、バッタリ…。
しかしまぁ…
この予備校の事務員のオヤジの態度が気に入らない。
『あんた、こんなとこやめときなさい』
と…雅美さん。
君の言うように、あんなとこ…
入るのやめちまったよ。
若いって、いいもんだ。
ラーメン100円。
チャーシューメン150円。
この頃から、カレーラーメンがある。(130円)
それ以来、なんだか気の合う2人。
どちらかといえば、雅美さんの方が、お熱で積極的かな。
電電公社の人…
電話を引いても、直ぐに話せる訳ではないらしい。
翌日の昼頃までは、繋がらない。
ついに電話を引いてご機嫌な、あおいさん。
『何?って、別に用は無いけど…離れてても、もしもしって…話が出来るって、いーじゃない』
相手は、雅美さん。
『あんた、用もないのに掛けてきたの』
なんだかんだ言って、お似合いの2人。
それはともかく、気になるあの人の妹と、自分の弟が知り合ってしまう。
これは、なんと言う!
…運命的な進行具合。