先日、男はつらいよ…の、DVDコレクション創刊号を買った。内容は、昭和44年公開の、第1作だった。…寅さんって、それほど好きではなかったのだが、値段に釣られて買ってしまった。(490円)まぁ、ざっくり言うと、第1作の割には、10作目・20作目・30作目に当てても何の違和感無く見れる内容だったと思う。……話は……寅さんは、どうやら15.6歳の頃に家を飛び出したらしい。それが、20年ぶりに故郷の葛飾柴又に帰って来たらしい所から話は始まる。…20年間、音信不通だったわりには、妙に無遠慮な男。(つまり、シリーズのお約束なネタがイキナリ第1作目から盛り込みまくり…ふらっと帰って来ちゃった…みたいな)…離れ離れになった当時、4.5歳だったと思われる、サクラなんかは…最初『誰…この人…』と、怪訝そうな顔だった。(当たり前だよね)ところが、おいちゃん・おばちゃんに、20年前に家を飛び出した兄だと聞かされると、イキナリ『お兄ちゃん…お兄ちゃんなのね!…お兄ちゃん!お兄ちゃん!』なんて、ちょっとねぇ。出来過ぎなんじゃないの。とらや…って、おいちゃんとおばちゃんの店ですよね?店舗兼住居の。なのに寅さんのあの図々しささったら無いね。20年間何の連絡もなしにいきなり帰ってきてあの態度は人として許せない。……………寅さんが帰って来た翌日が、サクラの見合いの日。あの設定は、無くてもよかったのではないか?と思う。なんか、話を盛り込み過ぎて無茶苦茶な展開。マドンナの扱いも、ちょっとねぇ…あれで良かったのだろうか?…納得いかないね。 ヒロシとサクラが、結婚します。あれも何だかねえ…。僕なら、結婚済み設定にするね。それか…まだ未婚なら、第3作目くらいに、結婚だね。その方がストーリーが湧くね。