第49話までみた。
回を追う事に、熱を帯びてくる。
この少し前の話から…
オーレリー(ペリーヌ)は、ちょっとしたきっかけから、おじいさんの秘書(社長秘書)として、働く事になっていた。
一緒にいる時間が増え、自然とお互いの身の上を話すことが増えてきた。
おじいさんは…
息子を奪った女(ペリーヌの母)を憎んでいる…
息子さえ戻りさえすれば、嫁にも、孫にも興味はない…
『まぁ、金くらいはやってもいい』
と語る。
そんな話を聞くと…
ペリーヌは、自分が孫娘であるとは、言い出す事が出来なかった。
49話では…
おじいさんは、オーレリー(ペリーヌの偽名。町に着いた時から、ペリーヌとは名乗らず、オーレリーで通していた)が、ペリーヌ…
孫娘である事を知る。
前々回で、息子のエドモンの死を知る事になる。
悲しみに暮れる中…
ふとした事から、
『まさかオーレリーが…』
息子には、子供がいる事を思い出す。
そして、エドモンの妻と娘の調査を弁護士に依頼する。
弁護士のフィリップスさん。
ドアを開けるのは、執事のセバスチャンさん。
パリに調査に行っていた弁護士が戻り、報告をするシーン。
フィリップスさんは、
パリでの懐かしい人達の名前を出して…オーレリーに、話しかける。
ロバの、パリカールの事…
パリカールを買い取った、お婆さんの事…
懐かしさに、思わず笑みを浮かべて頷くオーレリーに、
『ペリーヌさん…』
と、と呼びかける。
『はい』
と、思わず返事をしてしまう、オーレリー。
一瞬の沈黙。
これで私の調査は完了です。
こちらが、御子息のお嬢様…
ペリーヌ様でございます。
さぁ…もう、我慢しなくていいんだよ…
思わずもらい泣きする、弁護士の
フィリップスさん。
この辺りの脚本、演出は素晴らしかった。
感動的であった。
名作だと思う。
登場人物には、嫌な奴もいるが…
皆、個性的で面白い。
原作の日本語の代は…
"家なき娘"
らしいです。
"家なき子"と、同じ作者でした。